今年の8月は、乾燥して暑い日が続きました。その後、台風が来て、しばらく雨が降り、ちょっとだけ涼しくなりました。台風が去って、9月になりましたが、まだまだ残暑が続いています。自然観察は、昼間の猛暑を避け、できるだけ早朝や夕方に行っています。9月になって、花、鳥、むしなどが、着実に秋に向かって様子が変わってきたなあ、と実感しています。
真夏の自然観察
遅い梅雨入りのあと、あっという間に、梅雨明けを迎えました。夏の暑さを蓄えて、冬に放出するような技術ってできないでしょうかね?逆に、冬の冷たい空気を蓄えておいて、夏に開放するような技術ってできないでしょうかね?四季のある国の贅沢な発想かもしれません。
梅雨時の自然観察
東海地方では、6月21日にやっと梅雨入りが宣言されました。今年は正式な梅雨入りがとても遅かったようで、東海地方が梅雨入り前に、沖縄や南西諸島では、梅雨明けしていたという変わった現象が起きていたようです。
2024 初夏~梅雨時期の自然観察
雨の多い時期になってきました。時々、晴れると、気温がうなぎ上りになります。この時期は、早朝、地元の「葦毛湿原(いもうしつげん」に行くことが多いです。理由は、一年でもっとも変化を感じる時期だからです。
2024春~初夏の風景
また春がきて、光がキラキラする季節になりました。今年は遅れていた桜も4月上旬に満開を迎え、5月中旬の現在は、葉桜に変わっています。
夏鳥のツバメやオオルリ、キビタキがさえずり、野山も海辺も、初夏の香りに満ち溢れています。東三河を中心に、春から初夏の風景を撮影してきました。
植物編
野鳥・鳥類編
昆虫編
国際会議(ICMVA2024)にて
国際会議(International Conference on Machine Vision and Applications 2024: ICMVA2024)に参加し、口頭発表してきました。
会議は3月12日~14日までの3日間で、シンガポールで開催されました。出張を開始した日の日本の空港周辺は5度くらいの真冬なみの気温でした。一方、到着したシンガポールの昼間は35度くらいあり、会場近くの街並みをちょっと歩くだけで、汗だくになりました。昨年もほぼ同じ時期にシンガポールに出張していますが、街に若い人が多くて活気があるなあと感じます。同時に、シンガポールは、街中に7種類の鉄道路線(ほぼ地下鉄でMRTと呼ばれています)があり、エアコン完備で涼しく、綺麗で安全である点は、日本の大都会(東京、大阪、名古屋など)の地下鉄とほぼ同じ感覚で過ごせるので、居心地がいいなあ、と感じます。
会議の前後で、昨年同様、シンガポール唯一の世界遺産の植物園(Singapore Botanic Gardens)を散策してきました。
冬の朝:雪原、海原、公園にて
冬が終わる前に、少しだけ雪が残る雪原に行ってきました。気温はだいたいマイナス10度。初見のユキホオジロに感動しながら、撮影を試みました。フォーカスが合う写真がなかなかとれず苦戦しました。同じ雪原から、遠くを見ると、オオハクチョウが数羽ごとの群れで渡ってゆく姿を観察できました。一方、都市公園で出会ったキクイタダキ(日本で最小の野鳥)も初見でしたが、木の枝上で何か動くものを撮影したら、たまたま写っていた感じでラッキーでした。まだまだ発見能力・撮影技術を鍛えないと駄目ですね。凍てつく寒さの中で活動する野鳥の生命力の凄さに感服しまくりです。総じて、冬の朝の雪原、海原、公園は、どこも肌を刺す寒さがありましたが、空気がとてもおいしいなあと感じました。やがて来る春を前に、もうちょっと冬を感じられたらと思います。
冬から春に向かって
2月も中旬を過ぎると、春の足音が徐々に聞こえてきます。10月ごろから日本(本州)にやってきていた冬鳥たちも、一部はすでに、移動を開始しています。まだ残ってくれている冬鳥たちを求めて、池、海、公園、山など、いろいろ出かけて自然観察を続けています。
真冬の野鳥観察
元来、趣味として、植物の名前を覚えるために自己流で写真撮影をはじめました。その後、風景写真、昆虫写真を経て、野鳥写真など、幅広く撮影しています。野鳥写真をはじめるまでは、真冬といえば、寒いし外に出るのも億劫でしたが、野鳥を観察できる量的なピークが真冬なので、最近では、真冬に、完全防備して野鳥撮影に出かけるのが密かな楽しみになっています。ちなみに、真夏になると、ここ東海地方では野鳥はほとんど観察できなくなります。一方で、昆虫や植物は真夏を挟んで、春から秋まで多岐にわたって観察できるので、野鳥+植物+昆虫写真を趣味にすれば、年中写真撮影を楽しめることになります。
ここ最近は愛知県でも、最低気温がマイナスになる日が結構あります。先日、奥三河に出かけたとき、朝の外気温がマイナス6度くらいでした。吐く息が白くなりますが、それでも、朝日が射してくると、野鳥が元気に飛び回ってきます。以下にそんな真冬の野鳥をいくつか紹介します。ライファー(初見の野鳥)として、イスカに出会えました。氷点下4度くらいの愛知県内の山にいました。
初冬の鳥たち
北風が吹き、モミジ、サクラ、ケヤキなど落葉樹の葉が落ちると、冬がやってきたなあ、と感じます。同時に、そんな落葉樹の枝にとまる野鳥が見つけやすくなります。冬は、一年のうちで、もっとも野鳥観察のしやすい時期です。公園、湖沼、山、海など、どこに行っても野鳥が見られる季節だと感じています。特に、カモ類のほとんどは、冬にのみ近所にやってくるので、いろいろな種類のカモが集結する冬を楽しみにしています。
以下では、最近撮影した、湖沼、海などを中心とした鳥の写真です。カモ類が中心です。一部は動物公園で撮影したものも含まれます。